わいせつ事件の刑事裁判に関して、
とお悩みの方へ。もう大丈夫です。
わいせつ事件の刑事裁判を受けることになったとしても、弁護士を付けて被害者と示談をすることで、執行猶予付きの判決を得て刑務所行きを回避する可能性を高めることができます。
わいせつで執行猶予になるために大切なことは?
わいせつ事件で刑事裁判を受けることになった方が、できることなら執行猶予付きの判決を得て、刑務所に入らずに人生をやり直したいと願うのは、人の心理として当然です。
では、わいせつ事件の刑事裁判で、執行猶予付きの判決を得るためには、どうすれば良いのでしょうか?
強制わいせつ | 公然わいせつ | |
執行猶予あり | 執行猶予付き懲役刑 → 直ちには刑務所に入る必要なし |
※公然わいせつ事件は、ほとんどが略式罰金で処理されるため、刑事裁判にならない限り、執行猶予は問題にならない。 |
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執行猶予なし | 懲役刑(実刑) → 直ちに刑務所に収監される |
強制わいせつ事件の場合は、執行猶予判決を得るためには、弁護士を通じて被害者と示談を締結することが大切です。
強制わいせつ事件は、行為の態様によっては、初犯でも十分に実刑が想定されるケースがあります。「初犯=執行猶予」と甘く考えずに、しっかりと謝罪と賠償を尽くすことが大切です。
なお、執行猶予とは、主に、懲役刑や禁錮刑に対して意味を持つ制度です。公然わいせつ罪の罰金刑の場合は、執行猶予なしで、罰金の支払いを命じられることになります。
このような相談に対応しています。
当事務所では、わいせつ事件と執行猶予に関連して、次のような相談に対応しています。
よくある弁護士相談
電車内で痴漢をしていたところを捕まえられ、逮捕・勾留されて、起訴されました。
恥ずかしい話ですが、電車内で綺麗な女性を見つけると、痴漢をするのが癖のようになっていました。捕まったことも何度かあり、罰金の前科が2つあります。
今回も、電車内で可愛い女子高生を見つけて、痴漢をしました。スカートの上から触り始め、徐々にスカートの中に手を入れて、下着の上からお尻を揉みました。すると、横にいた女性に腕を掴まれ、次の駅で降ろされて駅員に引き渡されました。そして駆けつけた警察官に逮捕されたのです。
これまでの前科は、迷惑防止条例違反という罪でした。しかし今回は、強制わいせつだと言われています。
相手の女子高生とは示談できていません。前科が2つあることもあり、勾留満期に強制わいせつで起訴されてしまいました。刑務所に入る実刑を避けることはできますか。
よくある解決パターン
両親がアトムに依頼してくれて、弁護士がすぐに接見に来てくれました。実刑を避けたい気持ちを伝えると、「何とか示談してもらえるように交渉します」と励ましてくれました。
弁護士は、私が痴漢を繰り返さないよう病院のカウンセリングを手配してくれ、相手側ともすぐに示談交渉を始めました。示談では、私の反省の情や、再発防止のために病院に通うこと等を伝えて、相手のご両親を説得してくれました。お陰で示談は無事まとまり、相手側から許してもらうことができました。
また、両親とも話し合いをして、私と一緒に生活し、生活を監督してくれるよう話をまとめてくれました。
裁判では、弁護士がこれらの事情を裁判官に訴えてくれた結果、執行猶予の判決を得ることができました。今は親元でカウンセリングに通いながら日常生活を送っています。実刑にならずに済み、本当によかったです。