起こしてしまったわいせつ事件に関連して、
- 大学を退学になるのでは…
- 高校を退学になるのでは…
- 退学にならずに済む方法は…
とお悩みの方へ。もう大丈夫です。
わいせつ事件を起こしてしまったとしても、弁護士を付けて被害者や裁判所と対応し、事件を軽い処分で終えることで、学校を退学にならないで済む可能性を高めることができます。
わいせつで退学にならないために大切なことは?
わいせつ事件を起こしてしまった方が、できることなら学校を退学にならずにやり直したいと願うのは、人の心理として当然です。
では、わいせつ事件で学校を退学にならないためには、どうすれば良いでしょうか?
強制わいせつ | 公然わいせつ | |
高校 | 少年事件 → 退学の可能性中 |
少年事件 → 退学の可能性小 |
---|---|---|
大学 | 少年事件又は刑事裁判 → 退学の可能性大 |
少年事件又は刑事裁判 → 退学の可能性中 |
学校を退学になる可能性が高いわいせつ事件は、強制わいせつ事件です。
刑法は、強制わいせつ罪を「暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6月以上10年以下の懲役に処する」と定めており、その法定刑に罰金刑を設けていません。
強制わいせつ事件は、公然わいせつ事件と比べて、重たい犯罪ということができ、その分、学校を退学になる可能性も高いです。
学校を退学にならないためには、できるだけ軽い処分で事件を終わらせることが大切です。弁護士をつけて、被害者や関係者との関係を調整すれば、可能な限り軽い処分で事件を終わらせることが期待できます。
このような相談に対応しています。
当事務所では、わいせつ事件と退学に関連して、次のような相談に対応しています。
よくある弁護士相談
合コンで出会った子が酔い潰れたのに乗じて、胸を揉むなどしたところ、警察に訴え出られてしまいました。
僕は大学生4年生です。就職先も決まり、あとは単位を揃えるだけという状態です。先日、男友達の部屋で、男2人、女2人で飲み会をしました。女の子は、以前に合コンで知り合った人たちです。
夜7時くらいから飲み始め4時間ほど経ったころ、女の子の1人が「終電だから帰る」と言って席を立ちました。もう1人の女の子は、家が近いので歩いて帰れるから、もう少し残って飲んでいくと言っていました。
男友達が帰る方の女の子を駅まで送っていくというので、部屋には僕と女の子1人だけになりました。残った方の女の子は、すでに相当酔っ払っていたので、間もなく横になってしまいました。
寝顔が可愛く、胸も大きい子だったので、僕はばれないように胸に触ってみました。女の子が反応しなかったので、服の下に手を入れて、胸を直接触りました。それでも女の子は起きなかったので、下半身に手を伸ばして、下着の中に手を入れ、陰部に指を挿れました。そこで女の子は目を覚まし、「ひどい。何でそんなことするの」と僕を睨んで泣き出してしまいました。
後日、警察から呼び出され、取り調べを受けました。女の子が「酔って寝ていたらわいせつなことをされた」と被害届を出したようです。
言い逃れは無理だと思って、自分のしたことを素直に話したら、そのまま逮捕されてしまいました。警察には、準強制わいせつ罪という犯罪だと言われています。
もし裁判になって前科がついたら、学校を退学になってしまいます。それだけは避けたいです。
よくある解決パターン
両親がアトムに依頼してくれて、弁護士がすぐに接見に来てくれました。事情を話して、退学や停学を避けたいとお願いしました。
弁護士は早速、相手の女の子に連絡をとり、示談交渉を始めてくれました。女の子は当初は渋っていたようでしたが、弁護士が、僕が深く反省していることなどを説き、説得してくれました。
おかげで示談は無事にまとまり、告訴も取り消してもらうことができました。弁護士が告訴取消書という書面を検察官に提出すると、間もなく釈放してもらえました。
処分も不起訴になり、前科がつかずに済んだので、学校にもこれまでどおりに通えています。卒業も無事にできそうです。早く示談を交わしてもらえて、弁護士のフットワークのよさに救われました。